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 11月11日(土)、12日(日)の二日間、ニプロハチ公ドーム(大館樹海ドーム)で開催予定の「新・秋田の行事in大館2023」に「秋田人形道祖神プロジェクト(ANP)」が登場。秋田県内各地に祀られている村を守る不思議な神様「人形道祖神」や、行事の様子などを描いた線画パネルの展示、ANPの2人によるギャラリートークもお楽しみいただけます。
ワークショップでは、地元大館の山田地区、中羽立地区のワラ編み名人の手ほどきを受けながら、小物作りに挑戦してみませんか?
地域の特色ある風習を守り伝える人びとの思いや、受け継がれてきた技術に直接触れることのできる貴重な機会です。
たくさんの方の御来場をお待ちしています!


「人形道祖神とは?」

 悪霊や疫病などの災いが入らないように、村境などに祀られるワラや木で作られた人形の神様。ショウキサマ、カシマサマ、ニンギョウサマなどと呼ばれ、その姿かたちは地域によって実にさまざま。これらを民俗学者の神野善治さんが人形道祖神と名付けて分類しました。
秋田県内には全国で最も多くの人形道祖神が分布しています。
個性豊かな表情と造形が魅力の人形道祖神は、一年を通じて祀られている「いつでも会いに行ける」無形文化財であり、集落の人々と共に今も生きている「おらほの神様」です。

「秋田人形道祖神プロジェクト(ANP)とは?」

 
 郷土史研究家の小松和彦さん(秋田市)と、イラストレーターの宮原葉月さん(大阪府枚方市)によるユニット。宮原さんは遠く大阪からたびたび秋田を訪れては、県内各地の人形道祖神を取材し、地域住民との交流を重ねています。横手市大森町末野(すえの)集落で毎年7月に開催される「鹿島人形コンテスト」では審査委員長も務めています。
ちなみに「新・秋田の行事in大館2023」を彩る伝統芸能をモチーフとした個性豊かなキャラクターたちは宮原さんの作品です!

▲▼▲▼▲▼▲▼▲「人形道祖神プロジェクト」ブースの楽しみ方▼▲▼▲▼▲▼▲

その1
▼秋田県内の人形道祖神が大集合
秋田公立美術大学に所蔵されている人形道祖神コレクションと大館市内に実際祀られている神様を一堂に展示します。
①末野のショウキサマと鹿島船(横手市)
4メートル近いワラ人形の守護神とたくさんの鹿島人形を乗せた鹿島船。
➁御返事のカシマサマ(湯沢市)
大きなシンボルで悪霊をはらうワラ人形。
③小掛のショウキサマ(能代市)
全身に杉の葉を纏った女神像。
④山田のジンジョサマ(大館市)
人形道祖神の聖地に祀られる男女一対の神様。  
※以上が秋田公立美術大学所蔵
⑤神山のニンギョウサマ(大館市)
マスクマンのような風貌を持つ男女一対の神様。
⑥中羽立のニンギョウサマ(同)
2体の男神と1体の女神が村を守る。
⑦小雪沢のドジンサマ(同)
菅江真澄が描いた古代スタイルの道祖神。

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その2
▼宮原葉月の人形道祖神画展「4つの集落の取材記録と原画展」
地域ごとに異なる行事の風景や人々の思いを宮原が丹念にリサーチし、50点(線画含む)以上の絵で表現。地元の魅力を楽しみながら知っていただける作品を発表します。
(1)山田「ジンジョ祭り」(大館市)
 高齢化のため継続が年々難しくなる中、「ジンジョ祭り」を昔ながらのやり方で続ける地元の熱き姿を追います。
(2)大森「人形祭り」(大館市)
 取材中ニンジョサマと呼ばれるワラ人形の「手」を作る1人の女性と出会いました。女性の人生が大森の人形祭りへ交
 わっていく様子を紹介。
(3)中羽立「人形祭り」(大館市)
 中羽立では今は亡きワラ細工の名人がいました。ご家族や弟子の方々の証言を交え、名人が作ったワラ細工と「人形祭り」の心温まるエピソードを紹介。
(4)末野「鍾馗(しょうき)立て」と「鹿島流し」(横手市大森)
 15軒と小さな末野集落では、毎年約3.8mのワラ人形・ショウキサマを作ります。集落のリーダーが行事存続のために奮闘する姿、そして集落全体が変わっていく様子を紹介。
その3
▼ワラ編みワークショップ  
地域で人形道祖神の行事に携わる方から手ほどきを受けながら、人形作りに欠かせないワラ編みの手仕事を体験してみましょう!ワラ編み名人の作品展示もあります。
○11日(土)午後
『俵を編む技術を活用したワラの鍋敷きづくり』~「ジンジョ祭り」の皆さん(大館市山田地区)~
○12日(日)午前・午後
『注連縄(しめなわ)づくり』~「人形祭り」の皆さん(大館市中羽立(なかはだち))~
各回ともに参加費は1,000円です。(材料費込み、完成した作品はお持ち帰りできます。)
※各回の募集人数や詳しい時間などについては、後日、秋田人形道祖神プロジェクトのホームページで公開します。
お問い合わせはこちらまで  秋田人形道祖神プロジェクト 小松和彦
TEL:018-837-1118 E-mail:komatsucraft@gmail.com
その4
▼ANPギャラリートーク  
 展示されたパネル原画や人形道祖神を、小松さんや宮原さんの案内で巡りながら、お祭りや行事にまつわる興味深いエピソードを紹介します。
 人形作り替え行事で行われる驚きの「きりたんぽ」のお供え方法、六本木の美容院で働いていた「成田静子さん」と人形作りの物語など、地域に深く入り込んで関わり続けるANPならではのトピックスです!
※各回の詳しい時間などについては、後日、秋田人形道祖神プロジェクトのホームページで公開します。
 
その5
▼神山(かみやま)「人形祭り」(大館市)を実演 
11月12日(日)午後2時25分頃を予定しています。
 男神は刀、女神は長刀を持つ一対のワラ人形(ニンギョウサマ)で、普段は村社・諏訪神社の境内に祀られています。
 毎年、稲刈りが終わった11月に作り替えが行われ、完成するとリヤカーに乗って町内を巡行し、人々はきりたんぽや酒を奉納します。

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身近にありながら、まだまだ知られざる奥深い地域文化の魅力を再発見できます。
 
新・秋田の行事in大館2023
なまはげだけが秋田じゃない!
秋田人形道祖神プロジェクト

この記事に関するお問い合わせ

  • 秋田県 あきた未来創造部 地域づくり推進課 調整・地域活性化班
  • 〒010-8570 秋田県 秋田市 山王4丁目1-1
  • Tel:018-860-1237 Fax:018-860-3875

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