3年間で10自治体が取り組んだ関係人口会議。
これまで参加してくださった皆さんが集まるオンラインイベント”あきたカフェ”を開催しました。
本来であれば東京と大阪で開催予定でしたが、感染防止のためやむなくオンラインに変更。それでも50人以上が集まっての大交流会になりました!
涙あり笑いありの今年の取組紹介
夏祭りに合わせてイベントを企画し受入を予定していた八郎潟町のプロジェクト8、大館市の旧大葛小学校を活用した文化祭を企画していた建築士事務所むりん庵の中沢さん、毎月イベントを企画し10月には受入を予定していた能代市の梅内聚落の船山さん、山ブドウがたわわに実る時期にワインツ-リズムを予定していた小坂まちづくり(株)。
いずれもしっかり準備したものの、コロナの感染拡大により多くの取組が中止になってしまいました。
八郎潟町のプロジェクト8とオンラインプログラムの参加者との再会の様子
代替としてオンラインでの交流に切り替え、特産品を送って交流したり、山菜を送って一緒に料理したりと、工夫を凝らした企画で交流を深めました。
そして大館では素敵なつながりも生まれています。
プログラムに参加した女性は「父が大館市出身で親戚はいますが帰る場所ではありませんでした。でも大館市の皆さんがゆるく話を進めてくれたおかげで、オンラインではあるけれどもイベントに関わることができて嬉しかった」と、新たなふるさとのつながりが生まれていました。
大館市の皆さんとオンラインプログラム参加者
幸運にも年末年始に秋田を訪れた人たち
そんな中、コロナが落ち着いたタイミングで、オンライン交流会の参加者が秋田に来てくれました。
能代市・大館市と交流していたお二人は12月上旬に2泊3日で各地域を訪れ、オンラインで交流していた皆さんと一緒に各地域おすすめの場所を巡り、自慢のお酒や食べ物も満喫。そのうちのお一人は翌月に家族を連れてもう一度訪れていただき、子ども同士の交流も楽しんでくれました。
能代市の船山さんと現地で交流した方の再会
仙北市では、お子さんは秋田の教育を、親御さんは秋田の自然を体験する”家族留学”を開催。絶滅したとされる田沢湖のクニマスについて自ら考える探究型授業やスキー授業、きりたんぽ作りなど、たくさんの体験を通してすっかり笑顔に。地元の子どもたちとの雪合戦も忘れられない思い出になりました。
仙北市農山村体験推進協議会と家族留学に参加したご家族
小坂町では東京の夫婦をお招きして、鉱山事務所やぶどう畑、ワイナリーなどを楽しむミニツアーを開催。その後は約20名のオンライン参加者と一緒に、小坂ワインと食事のペアリングを楽しみました。
小坂町での受入プログラムの紹介
東京・大阪から秋田を盛り上げる若い力
秋田とつながりを作ろうとするのは県内の団体だけではありません。
今回は、主に東京・大阪で活動する一般社団法人チームババヘラ、SCAP-Akita、近畿秋田県人会からそれぞれの活動をプレゼンしていただき、県内企業と連携した起業家育成や採用のマッチングなど、幅広い活動が紹介されました。東京でも大阪でも秋田と深くつながることができ、そして秋田県出身者ではない方も活動していることがとても印象的でした。
東京で活動するチームババヘラの白井さん、菅野さん
東京で活動するSCAP-AKITAの高橋さん
近畿秋田県人会の武藤さん
秋田で会える日を楽しみにしています!
秋田の元気印”キャミソウルブラザーズ”の司会進行のもと、終始笑いが耐えない1時間30分でした。
これまでの関係人口会議に関わった人たちが交流する中で「やっぱりまた秋田で会いたいね」って話は尽きませんでした。最後の交流タイムで久しぶりの再会を楽しんだり、はじめましてで地域とつながる方もいらっしゃいました。
次はどんな出会いがあるのか愉しみですし、出会った方々と再会できる日を愉しみにしています!
あきたカフェ@オンラインの参加者
関わる場所 | 秋田県 |
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関わり方 | 交流する・参加する 仲間になる |
この記事に関するお問い合わせ
- 秋田県 あきた未来創造部 地域づくり推進課 調整・地域活性化班
- 〒010-8570 秋田県 秋田市 山王4丁目1-1
- Tel:018-860-1237 Fax:018-860-3875