ヌーヴォー片手に縄文時代に思いをはせる
秋田県の北東部に位置する小坂町。かつての小坂鉱山は鉱産額日本一を誇り、国の重要文化財である「小坂鉱山事務所」や芝居小屋「康楽館」などの西洋風の建物群が、鉱山で栄えた歴史の面影として残っています。
そして今から30年以上前にはブドウの栽培を開始し、苦難を乗り越えながらも産地化に成功。2017年には「小坂七滝ワイナリー」がオープンしオリジナル品種の「日本ワイン」の醸造に力を入れてます。
そんな小坂町の交流テーマはズバッと「小坂ワイン」。
2021年12月に解禁した「小坂七滝ワイナリーヌーヴォー」を紹介しながら、ワインの栽培や縄文時代からの歴史を学びました。
「山ブドウにはPHが6.5から7の土壌が理想なので、これに合わせて石灰を撒いている」「縄文遺跡から土器と山ブドウの種が発見されており、縄文時代は山ブドウを土器に入れて発酵させて飲んでいたと思われる」との説明に、地質に関心のある参加者は興味津々。
昨年7月には、小坂町のお隣鹿角市の遺跡を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」がユネスコの世界文化遺産に登録され、これを記念して「縄文ワイン」が販売され、縄文遺跡とワインを楽しむツアーも企画されました。
小坂ワインで縄文時代に思いを巡らせる....そんな時間もいいかもしれませんね。
関わる場所 | 小坂町 |
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関わり方 | 交流する・参加する |
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