だまこ汁
比内地鶏
湯沢市産の「セリ」
秋田県産の比内地鶏やサキホコレを使った「だまこ汁」に、湯沢市のリンゴを使ったアップルトースト。
東京都にいながら、秋田県のおいしい料理を堪能できるイベントが開催されました。
-令和5年1月28日(土)東京都世田谷区-
このイベントは、「秋田湯沢マルシェ~食で秋田を楽しみ、地元とつながる~」。秋田の食材を使って、料理を楽しみながら参加者同士の交流を深め、秋田県及び湯沢市への興味関心を深めることを目的としています。
イベント事務局・有馬さん
イベント事務局の有馬徹さんです。有馬さんは秋田県出身。東京都と秋田県、さらには湯沢市を連携させることで秋田の「ファン」=「関係人口」を増やしたいと話します。
◎有馬さん:「イベント参加者には秋田の食材をきっかけに交流を深め仲間づくりをしてほしい。そして最終的には秋田県そのものに興味関心を持ってほしい。」
イベント準備の様子①
イベント準備の様子②
この日のイベントにはボランティアのスタッフが10名以上参加していました。年齢も、出身地も、秋田県への来訪の有無もバラバラですが、共通のSNSを通じて秋田県に興味を持った方々です。スタッフの一人が秋田県への思い入れを話してくれました。
◎スタッフ:「湯沢市を訪れたときにお料理のおもてなしをうけてとても感動した。自分の地元ではないけれど大好きな地域がイベントを通じて広がっていくことが嬉しい。」
イベント参加者集合
参加者への説明
鍋の具材準備
イベントの参加者も続々と集まり、皆さんが調理を始めました。スタッフの指示に従いながらてきぱきと作業をしつつも、楽しそうにお喋りをしています。参加者の皆さんにお話を伺うと、ほとんどの方が秋田県へ来訪したことがありませんでした。
◎参加者:「SNSで共通の友人を介してこのイベントを知りました。秋田県には行ったことがないが、このイベントで秋田県を知りたいと思います。」
お米のすりつぶし
だまこ作成
だまこ
参加者の皆さんは楽しそうにお米をすりつぶして、だまこを丸めていきます。
いよいよ、だまこ汁の食事です。
参加者の皆さんは口々に「美味しい」「ぜひ自宅で作りたい」などと楽しそうに話していました。
だまこ汁完成!
実食!!
・・・・・・・・・・続いてアップルトーストの調理!
アップルトーストの材料
湯沢市のりんご
続いてアップルトーストの調理です。このアップルトーストには湯沢市のリンゴを使っています。
りんご調理中
カスタードクリーム作り
りんご煮た後
自ら盛るスタイル
実食!!
(筆者も取材と称していただきましたが、湯沢市のリンゴの爽やかな酸味が、アイスクリームとカスタードクリーム、トーストの甘味と絶妙にマッチすることでパーフェクトなスイーツとなっていました。短時間の調理(1時間程度)とは思えませんでした。※有馬さん・丸山さんご提供ありがとうございました。)
パーフェクトスイーツ
また、このイベントはオンラインでも湯沢市とつながっていて、生産者さんと直接会話ができることも醍醐味です。
生産者さんから説明を受けたり、逆に参加者が質問をしたりしていました。
オンラインで湯沢市と交流
このイベントを取材して感じたことがありました。それは、「参加者・スタッフの全員が一緒に料理や食事を楽しむ」ことで、その場にいる全ての人が会話や作業で交流し、今後のつながりを強く持つことができるようになることです。有馬さんは単純な地域PRだけでなく、人と人とのつながりこそ、関係人口の活性化の重要な要素だと話します。
◎有馬さん:「ただイベントを開催するのではなく、秋田県が好きな人のコミュニティを拡大したい。食を通じた取り組みは秋田の生産者も巻き込める。食を通じて関係人口を増やしていきたい」
集合写真①
集合写真②
単純に「秋田が好き」というイベントではなく、さらに一歩踏み込んだ「秋田の料理・食」に特化したこのイベント。関係人口の活性化にむけて、一つの指針となり得るのではないか、そう思わせるくらいの賑わいをみせていました。
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因みに、参加者の一人はイベント終了後、このように話してくれました。
◎参加者:「このイベントを通じて、秋田県に興味を持った。ぜひ行ってみたい。今まで秋田県にはなじみがなかったけども、今日は色々と知ることができた」
こんなお褒めの言葉をいただくなんて、イベントは大成功?!だったのではないでしょうか(笑)
物販も行われています
稲庭うどんも
川連漆器
関わる場所 | 秋田県 湯沢市 |
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関わり方 | 買う・寄附する 交流する・参加する 仲間になる |
この記事に関するお問い合わせ
- 秋田県 あきた未来創造部 地域づくり推進課 調整・地域活性化班
- 〒010-8570 秋田県 秋田市 山王4丁目1-1
- Tel:018-860-1237 Fax:018-860-3875