地域住民が実行委員会方式により2018年から能代市上町で開催している「ときめ木マルシェ」。店舗を持たない方のチャレンジの場として、また地域内外の交流の場として成長し続けてきたイベントです。

2023年は全5回開催しました。11月19日(日曜日)最終回を迎えた日、マルシェを訪問し、実行委員長の能登祐子さんや市外からの出展者にお話を伺いました。

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あいにくの天気にも関わらずオープン前から盛況!

マルシェの開催は毎回テーマがあり、今年は「夜市」や「スイーツ&パン」「ハロウィン」などが設定されました。今回、取材に訪問した第5回目は「木都」。木材関連産業で栄えた能代市では現在でも事業や技術が継承され木の都としての地位を確立しています。約30ブースの出展の中には、テーマに合わせて出展したブースも目立ちます。

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好きな木材パーツがもらえる端材市のコーナー
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初冬は、あたたかいグルメブースがうれしい♪
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隣接する店舗ではクリスマスのオーナメント作り体験も。

市外から出展している方にお話を伺いました。

【木工R】(北秋田市)

「去年初出展して、いいイベントだったので、今年も木都がテーマの回に合わせて参加しました。」

村上さんご夫婦は、普段は別に仕事を持ち、週末は自宅敷地内の工房で作品を制作。主に県北のマルシェなどのイベントに出展しているそうです。

「大館市や鹿角市の出展がメインでしたが、ここに来なければ出会えない出展者もいて、参加者側の一人としても楽しんでいます。」

来年もお待ちしていますね!!

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木工Rさんは、小物用引き出しや、小さなイスなどを販売(写真中央)

【マイローストコーヒー】

店舗はなく、キッチンカーで県内各地のイベントを回っている秋田市の佐々木さんは、ときめ木マルシェが始まった年からの出展者さん!

県内各地のイベントを見ている佐々木さんにときめ木マルシェについて伺うと「年齢、性別などいろいろな方が訪れていて、にぎやかな印象があります。」とのこと。

出展する魅力を「その場所、その場所に常連のお客さんがいて、交流が楽しめること」と話し、「これまで続けて参加できているので、来年も可能な限り来たい」と意欲を見せてくれました。

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キッチンカーで県内各地のイベントに出展しているマイローストコーヒーさん

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実行委員長の能登祐子さん

能登実行委員長にお話を伺いました。

「人口減少で大変な状況だけど、だからこそ交流の場、つながる場が必要。コロナ禍も含めてこれまで継続できたことがまずはよかったと思います。出展者同士の交流も図られるし。特に郷土の物、地場の物というのは、市内外の人が喜んでくれますね。」

今後に向けて一言お願いします。

「やっぱり継続よね、それが一番大事。ここを皆さんのチャレンジの場にしてもらって、楽しんで出展して、それでさらに収益があればいいよね。市外から出展した人の中には、ここで経験して、自分の地域でもイベントを始めた例もあるし、そういう風に活用してもらって輪が広がってとてもいいことだと思うのよ。これからはマルシェ間の連携も必要だけど、それには若い人や女性の力が欠かせないんです。」

いつも熱い気持ちでまちづくりに取り組む能登さんにゴールという言葉は無用ですね。

チャレンジしたい皆さん、応援したい皆さん、ぜひ今後のときめ木マルシェもお楽しみに!

【ときめ木マルシェ】

出展料 1ブース1000円 ※キッチンカーは2ブース使用となります。

詳しくはこちらから

https://sakusaku-noshiro.jp/tokimetree/

関わる場所 能代市
関わり方 買う・寄附する 交流する・参加する

この記事に関するお問い合わせ

  • 能代市 企画部移住定住推進課
  • 〒016-0121 秋田県能代市鰄渕字古屋布1番 イオンタウン能代内
  • Tel:0185-74-6767 Fax:0185-58-5100

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