(寒風山からの景色(提供:株式会社 稲とアガベ))
古くから「米どころ」として知られ、豊かな自然に恵まれた秋田県。この地で育まれる米は、数々の銘酒を生み出し、秋田の日本酒は全国的にも高い評価を得ています。しかし、伝統的な日本酒造りの枠にはまらない、新たな酒造りの可能性を追求する動きも生まれています。それが、秋田県男鹿(おが)市に拠点を置く「稲とアガベ株式会社」の挑戦です。
(稲とアガベ醸造所(提供:株式会社 稲とアガベ))
「稲とアガベ」は、男鹿市船川地区で地域の活気を取り戻すことを目指し、「クラフトサケ」造りを中心に多角的に事業を展開しています。「クラフトサケ」とは、伝統的な日本酒造りの技術を基盤としつつも、多様な副原料を取り入れた新しいジャンルのお酒として注目を集めています。創業者の岡住修兵氏のリーダーシップのもと、酒造りだけでなく、レストラン、宿、ラーメン店、蒸留所など多岐にわたる事業を展開しています。
岡住氏は「男鹿の風土を醸す」を経営理念にかかげています。この経営理念には主に二つの意味が込められています。
「ひとつは、男鹿の風土をそのまま瓶に詰め込んだようなお酒造りです。これを実現するためには、地域の方々との交流を通じて、男鹿という土地を理解することが欠かせません。もうひとつは、お酒造りにとどまらず、多くの人々がワクワクするような事業を創出し続けること。それによって、人々の交流が促され、この地が未来に向けて豊かになっていくことも、「男鹿の風土を醸す」ことだと考えております。」(稲とアガベ株式会社HPより引用)
稲とアガベには、岡住氏の想いに共鳴した仲間が集まり、男鹿の地域に活気をもたらしています。
詳細はこちらの記事もご覧ください。→【あきたの物語】ひとつの情熱が男鹿に新たな風と仲間を呼び込む――稲とアガベの物語【秋田県男鹿市】 | あきコネ-あきた関係人口会議Webサイト
(過去の猩猩宴の様子(提供:株式会社 稲とアガベ))
「クラフトサケ」造りを通して地域を醸す稲とアガベより、全国からクラフトサケファンや関係者が男鹿に大集結するイベントのお知らせです!これをきっかけに稲とアガベによる酒づくりや地域づくりにかかわってみませんか?
イベント情報
「稲とアガベ」が主催する「 猩猩宴in男鹿(SHOUJOUEN in OGA/しょうじょうえん イン おが)」は、今年で4回目を迎えます。「全国のクラフトサケと食を楽しむ二日間!」と題し、全国のクラフトサケと男鹿の食が融合する一大イベントです。また、今年は夜の部で男鹿盆踊りとのコラボレーションも!男鹿をはじめ全国の美味しい料理を楽しみながら、飲んで、踊って、「クラフトサケ」や地域への想いを分かち合いませんか?
※詳細は下記チラシをご覧ください
開催日時:令和7年8月9日(土)・10日(日)
昼の部:11:00~15:00 / 夜の部:17:30~20:00
会場:昼の部:稲とアガベ株式会社 土と風、SANABURI FACTORY、シーガール / 夜の部:男鹿駅前広場・シーガール
参加費:入場無料
関わりしろ
■稲とアガベ株式会社にボランティアとして関わる
・酒造りの手伝い
・各店舗スタッフ
・イベントスタッフなど
(時期によって関わる内容が異なりますので、具体的な関わり方や期間などについては直接ご相談ください)
■男鹿を訪れて地域のお酒や食文化を体験する
連絡先
稲とアガベ株式会社
秋田県男鹿市船川港船川新浜町1-21
E-mail info@inetoagave.com
ホームページ・SNS
稲とアガベHP: https://inetoagave.com/
稲とアガベInstagram:https://www.instagram.com/ine.to.agave?igsh=MWN3eGF4c3hlNHg0NQ==
関わる場所 | 男鹿市 |
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関わり方 | 買う・寄附する 交流する・参加する 仲間になる 住む・働く |