五城目町にある高性寺（こうしょうじ）(五城目町役場のリンクに飛びます。）において、平成４年から始まり(途中開催できない年もありました)本年で２６回目を迎える「舞囃子の夕べ」を開催します（舞囃子は、囃子に合わせて能楽の演目の見せ所を演じるものです）。

　会場の高性寺は、森山の奥地にあった山岳信仰の聖地に、天養元年（1144年）に建てられた天台宗寺院が前身であり、安土桃山時代に現在地に移転、五城目朝市（五城目町役場のリンクに飛びます。）の守護神である大市比売命（おおうちひめのみこと）を祀る山王堂があります。本堂は安永５年（1776年）に改築され、境内には樹齢400～500年と言われる夫婦ケヤキがそびえるなど、地域の歴史が凝縮しています。

　「舞囃子の夕べ」は、夫婦ケヤキに囲まれた境内で夕方から夜にかけて篝火の中、荘厳な景観を呈する雰囲気の中で行われます。夏の終わりに、歴史あるお寺の境内で演じられる舞囃子の夕べに、皆さまの御出をお待ち申し上げます。

※ 舞囃子は五城目町在住の喜多流舞教士 舘岡梨花氏を中心に、県内各流の有志及び東京在住の教授諸氏賛同のもと実施しているものです