小さな村から、大きな光を:地域を灯し続ける、白岩城址燈火祭

秋田県仙北(せんぼく)市の静かな山あいに位置する「白岩(しらいわ)」地域。ここは、江戸時代から続く伝統工芸「白岩焼」の、なまこ釉(ゆう)が生み出す深い青色や、420年前からお盆に奉納されてきた郷土芸能「白岩ささら」など、豊かな伝統が住民の手で大切に守り抜かれている集落です。この歴史ある集落で、毎冬の恒例行事なった「白岩城址燈火祭(しらいわじょうしとうかさい)」が今年も開催されます。
聖獣が雪山に浮かぶ集落の恒例行事「白岩城址燈火祭」
「白岩城址燈火祭」は、地域の活性化を目指す有志グループ「白岩村おこし~プロジェクトS~」が、「小さな村から、大きな光を」を合言葉に、2002年から開催を続けてきました。会場では約200個のミニかまくらが灯り、雪国の小正月の伝統行事である「火振りかまくら」が行われます。また、中世の山城跡である「館山(たてやま)」の斜面では約500個のかがり火が真っ白な雪のスクリーンに、平和の象徴である聖獣「麒麟(きりん)」の姿が巨大に描きます。

「館山(たてやま)」の斜面に現れた「麒麟(きりん)」の様子
昨年(2025年)2月に開催された燈火祭は、地域の白岩小学校が、その春に閉校を迎えることとなったため、特別なイベントとなりました。通常はお盆に舞われる「白岩ささら」が420年の歴史の中で初めて、雪の中で披露されました。また、秋田県の国際教養大学(AIU)の留学生たちも準備段階から参加しました。本番では地域住民と共に「元気白岩ひでこ節踊り」の輪に加わるなど、国籍や世代を超えて「白岩を愛する心」が一つに重なるイベントとなりました。
(昨年度のイベントの様子や白岩集落についてはこちらからご覧ください↓(あきた元気ムラのサイトに飛びます))
白岩城址燈火祭 ・ 第22回(2025年)の様子 ・ 仙北市白岩
今年も約500個のかがり火が描く麒麟や、250個のミニかまくらが集落を灯す中で、火振りかまくらや元気白岩ひでこ節踊りなどの地域の伝統行事が行われます。昨年の地域の小学校の閉校後も地域の伝統を守り、にぎわいをもたらそうと活動を続ける「白岩村おこし~プロジェクトS~」の活動や「白岩城址燈火祭」の開催を応援しませんか?
イベント情報
第23回 白岩城址燈火祭
日時:令和8年2月7日(土)17:00~19:30
※雨天強風時は翌8日に延期
場所:白岩平城(仙北市角館町白岩平城)
プログラム概要:
・かがり火 ・ミニかまくら ・火振りかまくら ・元気白岩ひでこ節踊り ・打ち上げ花火
主催:白岩村おこし~プロジェクトS~














